【尾藤朋美さま】映画予告_TWO SEVENTY

Overview

尾藤 朋美

  • 東京

  • 高知

Direction:Takaaki Ojima
Composite:Takaaki Ojima

表現:

媒体:

Purpose

Project Brief|プロジェクト概要

【7大陸マラソン制覇・世界記録保持者】として、世界中の過酷なレースに挑戦し続けるウルトラランナー・尾藤朋美さん。

7日間にわたるサハラ砂漠マラソンへの挑戦を追った、尾藤さん初のドキュメンタリー映画。その公開に向けた告知映像を制作しました。

過酷なレースそのもののスケールだけではなく、その極限状態の中で何を感じ、何を考え、なぜ走り続けるのか。尾藤さん自身の内面に焦点を当てながら、映画本編への期待感を高める映像を目指しました。

Challenge|課題

今回お預かりしたのは、7日間のサハラ砂漠マラソンを記録した約2TBにも及ぶ膨大な撮影素材。

単純にレースのハイライトをつなぐのではなく、事前のヒアリングを通して、物語の根幹となる感情の揺らぎや、尾藤さん自身がレース中に体験したこと、その瞬間にしか生まれなかった思考を紐解いていきました。

そのうえで大量の素材の中から、観る人が自分自身にも重ねられるような“共感できる感情”と、極限まで自分を追い込んだ尾藤さんだからこそ辿り着いた“特異な感情”の両方を抽出。

映画の内容を説明しすぎることなく、その先を観たくなる余白を残しながら、一本の短い物語として濃縮することが大きなテーマでした。

Approach|アプローチ

映像の中心に置いたのは、華々しい記録や結果ではなく、レースの中で揺れ動く尾藤さん自身の感情です。

走り続ける中で訪れる苦しさ、不安、迷い。そして、それでも前へ進もうとする決意。

そうした内面の変化を、BGMのリズムや音の強弱、カットの緩急と連動させながら構成しました。

特にレース中、極度の疲労によって意識が遠のいていくような瞬間では、記憶や思考、感情が刹那的に交錯していく感覚を、断片的な映像やテキスト、音によって視覚化しています。

ドキュメンタリー映像だからこそ、必要以上に演出を加えるのではなく、実際にそこにあった表情や言葉、風景の力を最大限に生かすことを意識しました。

「なぜ、そこまでして走るのか。」

その答えを提示するのではなく、観る人自身が映画を通して確かめたくなるような告知映像を目指しています。

ぜひ、一人でも多くの方にこのドキュメンタリー映画をご覧いただければと思います。

Deliverables|制作内容

構成/素材選定/編集/サウンドデザイン/カラー調整

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